2006年08月25日

産婦人科医の不足

 今日産婦人科の先生に仙台市の産科医の現状のお話を伺った。現実にセミオープン化によって、6つの総合病院にお産が集約され、他は検診のみという役割分担になった(個人病院でお産を取り扱っているところも10数件あり)。6つの病院ではすでに予約がいっぱいであり、大学病院や市立病院以外では予約を断る事態になっているという。
 産科医が急に増えるわけはなく(むしろ激減する恐れあり)、集約はやむをえないという。もっとも根本的なのは無過失保障制度がないということ。特にお産は無事生まれて安全という思い込みがあり、なにかあったときの補償額が非常に高いことと、リスクが医師個人の責任に負わされるという現実。これを是正できないと医師不足に拍車をかけることになる。このことは自治体ではなく、国の制度に訴えなければならないこと。
 一方少子化対策としては、検診の簡便化や負担の軽減化は自治体でもできること、母体保護では、がん検診の受診率を向上させることというアドバイスをいただいた。自治体としてできることから提言していきたいと思う。
posted by 岡本あき子 at 00:00| 福祉・教育