ゲストスピーカーを招いてのエンパワーメントランチ。今日はネパールからお嬢さんの病気治療のために来仙しているご夫妻のお話を伺った。仙台に来て数か月なのに、日本語でほとんど大丈夫。すっすごい。
お子さんが小学生で、外国人の親御さんへのフォローをボランティアで行っている八幡小学校の取り組みも教えていただいた。
子ども自身はどんどん日本語を習得して、馴染んでいくが、保護者は日本語習得に時間が必要で、特に学校からくるプリントで四苦八苦する。たしかに、学校からの重要情報はすべてプリントで各戸配布で子どもが受け取ってくる。しかし、話すことはできるが、字が読めない。特に漢字はわからないという外国人保護者が多くいることは容易に想像がつくだろう。
学校から出すプリントを、要約して、ふりがなをつけてあげる。通年で必要な情報や準備物を、予めお知らせしてあげる。定期的に学校で外国人保護者に参加いただき、意見交換や必要なサポート内容を把握する。などキメの細かいフォローを行っている学校である。手伝っているのは海外居住経験のある保護者たちだそうです。ご自身が海外で苦労したことを、仙台でサポートする立場で手伝っており、お互い様という関係が非常にすてきです。
ネパールのお話やOKバジさん(ネパールに学校を作ろうと、ネパールで活躍している日本人)のお話など、楽しい時間を過ごすことができた。
2009年06月10日
エンパワーメントランチ
posted by 岡本あき子 at 00:00| 仙台