2011年05月03日

自衛隊活動報告会

 昨日は、大震災発生後の自衛隊の活動について、市議会の有志で勉強する機会がありました。私はあいにく人と会う予定が入っていて、終わり次第駆けつけたが残念ながら終わった後でした。映像での報告とのことでしたがぜひ拝見したかったです。
 発災直後から駆けつけ、黙々と救助・支援活動を続けてくださって、一番危険で精神的にも肉低的にも厳しい任務を背負ってくださるみなさん、本当に感謝です。
 ネットで
 自衛隊員の家族が夫に「無理しないで!」というメールを送ったら、
「自衛隊をなめんなよ。今無理しないでいつ無理するんだ!言葉に気をつけろ」
という返信がきたというエピソードが紹介されていました。
 「敬意を表する」ということばはこのためにあるのだなとつくづく感じている毎日です。


posted by 岡本あき子 at 00:00| 震災

2011年04月14日

東北大学で震災1か月後の報告会

 4月13日トラストシティで、東北大学による「東日本大震災1ヶ月後緊急報告会」がありました。会場に入りきれず廊下まであふれるくらいの参加者で関心の高さが伺えます。

地震のメカニズム・プレートや海底から大津波の状況、建築物、地盤の被災から経済的損失状況、、被災者の生活・福祉・交通・情報等の状況、土地利用など復興のありかたなど1か月で集められるだけのデータを活用して報告してくださった。被災者のマナーが国際的に高い評価を得ている話も紹介された。さすが研究者というのが率直なとところ。

1か月では各データの報告となり、解析や考察はこれからということころですが、これだけ研究者を抱える仙台・東北大学ならです。
 
 これからは科学的根拠も含め、沿岸部のかたの生活再建の場所づくり、住宅、産業(主に沿岸部にある農業・漁業・製造・流通業)のありかたなど、土地利用を含めたグランドデザインをできるだけ早期に固めること、それに基づいた生活設計のありかたや交通・福祉・情報などが求められる。東北大学にはこれらに対する知恵とともに、地震予知や防災についての科学技術の進歩、宅地地盤など地盤そのものの状況分析、原子力対策、エネルギー政策を含む安全に対する科学技術、生活支援への技術などさらなる研究成果を期待し、産学官民一体での取り組みを進めるべきです。

https://sites.google.com/site/tohokuunivdcrc/home/event

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2011年03月25日

ご冥福をお祈りいたします。

 今までは、安否がわからず心配していた方が無事だったとの報告を受けて喜びに涙したり、ホッとしたりしていましたが、大切な方の本当に残念な訃報を聞きました。
 お米のオーナー制度で私の家族みんなでお世話になり、また仙台市の農業政策について、公私ともどもアドバイスをいただいていた荒浜のリーダーの二瓶幸次さんご夫妻のご遺体が見つかったと聞きました。
 ずっと安否がわからず周りに聞いていました。ネットでもご家族が捜しているツィッターも見ており、無事を願っていました。
 避難途中の車の中でご夫妻一緒に見つかったとのことでした。「なんで?」としか浮かびません。有機農業の取組み、東部地区の農業の今後、まちづくりのこと、人材の育成のこと、まだまだいっぱいお話を聞かせていただきたかったです。
 心よりご冥福をお祈り申し上げます。二瓶さんと奥様が離れ離れにならなかったことだけが…
しかし本当に残念です。やはりむごい地震・津波です。
 
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